【兵庫・大阪・京都の旅】1日目:タコと干物とお肉と
2018年4月12日(木)
関西の食に関わる作り手を尋ねる旅。
3日間の計画で、兵庫から始まり大阪、京都と少しマニアックな作り手の皆さんを尋ねてまわる予定です。
金楠水産
1日目は兵庫県明石市で、明石さんのタコにこだわって加工販売をしている「金楠水産(かねくすすいさん)」を尋ねました。
タコはシーズンが6〜8月の3ヶ月と短く、オフシーズンは干物を作っているそうです。
日本の市場の9割くらいが、海外さんのタコらしいのですが、金楠水産では地物のタコにこだわり伝統の味を100年以上守ってきました。
製造現場を案内してくれたのは、跡取り息子で社長の楠くん。なんと豪希と同い年。
楠くん
現在はオフシーズンということで、干物の加工の製造現場を見せていただきました。
干物をつける塩水
加工用に解凍を待つアジ
綺麗に整理された加工用の木製の棚板
この棚にズラッと並べられ乾燥室へ運ばれる
このあと、「オフシーズンだから稼働はしてないので寂しいけどそれでもよければ…。」とタコの加工所も見せていただきました。
タコを塩もみする機械
塩もみしたタコを茹でる釜
茹で上がったタコを急冷する水槽
この後、同級生ということで色々と話が盛り上がりました。
世界一うまいと豪語する楠くんのタコと、そんなにうまいタコを作っている楠くんが作る干物をもっと多くの人に知ってもらいたいと、応援したい気持ちがフツフツと湧いてきました。
「なんか一緒にできたらいいね。」みたいなざっくりした会話とは裏腹に、具体的に何かやりたい!近い将来何か企ててやろうと思います。w
将来について語る二人
GOOD GOOD MEAT
晩御飯は、グラスフェッドビーフの専門店「GOOD GOOD MEAT」にて。
グラスフェッドビーフとは、牧草のみで育てられた牛のお肉。日本語に訳すと牧草肥育というそうです。特徴は低カロリーで高タンパク、鉄分やミネラルオメガ3脂肪酸などを豊富に含んでいるヘルシーなお肉です。
普通の牛肉と比べて、アミノ酸も多いので、とても芳醇な味わいです。
店主の川邊さんは、肉が好きすぎて世界中の畜産業者を尋ねて回ったという奇特な人です。w
料理人としても昨今流行っている牧草牛については興味津々。楽しくおいしく食肉談義に花が咲きました。
てとてと食堂でも、GOOD GOOD MEAT使ったお食事会を開催することができます!ご予約時に食べてみたい!と一言。お伝えください。
取り寄せに時間がかかるので、開催時期についてはご相談ください。
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