【長野】戸隠もののけ祭り
2019年8月31日
友人の「熱燗DJつけたろう」と最近結婚して奥様になった「つけ子ちゃん」が、戸隠で開催される、もののけ祭りに出店するとのことで、そのお手伝い兼、一緒にキャンプしよう!
ということで、戸隠にやってきました。
もののけ祭り
戸隠の圧倒的な自然の美しさの中で、「もののけ」と化して、情報経済社会の中で失いつつある本来あるべき人間性に回帰する。それが「もののけ祭り」だそうです。
様々なアーティストによって描かれた、のぼり。
芸術祝祭空間として、様々なアーティストの作品を見ることができました。
渡辺拓也 茅葺き職人×マーク 木工職人/茅葺きドーム
戸隠在住、北信で数々の茅葺き屋根を復活させている渡辺拓也さんと木工職人マークの手によって会場内に実際に室内に入れる茅葺きドームが完成。期間中は、当代きっての茶人、松村宗亮さんによるお茶会や様々な催しに使われたそうです。
淺野健一 彫刻家
日本の伝統芸能に「憑依」「一体化」をテーマにしながら、木彫にポップカルチャー的要素を融合させ、現代アートヘと昇華させる淺野健一さん。もののけ祭りでは彼の代表作とも言えるオーパーツが、会場内に展示されていました。
縄文式物見やぐら (メインステージ)
メインステージに、高さ12メートル(4階建ての高さ)の縄文式物見やぐらがありました。御柱(みはしら)となるのは樹齢70~80年の杉の大木で、6月27日に戸隠柵地区の高森さんの提供で山から伐採された御柱は、8月5日に150人以上の人力でやぐらとして立ち上げられたそうです。
このやぐらを会場として、様々なアーティストがパフォーマンスをしていました。
衣装で顔が全く見えませんでしたが笑 水曜日のカンパネルラのコムアイさんも出演していました。
夜の部
夜は建物の中でも、アーティストがパフォーマンスをしていました。
熱燗DJつけたろうさんは、この中で熱燗を提供。
真っ暗で写真が取れなかったのですが、今までにないスタイルで提供側も楽しめましたし、お客様にも熱燗に興味を持っていただけました。
キャンプ
もののけ祭りの出店者は、となりの戸隠キャンプ場で宿泊することができました。
手作りお惣菜パンをたべたり
焚き火を囲んで熱燗を飲んだり
車中泊で目覚める朝。涼しくて気持ちいいです。
ゆるゆるキャンプを楽しみました。
そして、結婚したばかりの「つけたろう&つけ子」カップル写真を撮影。
我々も、負けじと撮影!
を、邪魔されました(笑)
もののけ祭りの出店は、夜のみだったので、それ以外の時間はフリータイム!戸隠で行って見たかった場所を巡りました。
酒造訪問
まずは、「松尾」で有名な高橋助作酒造店を訪ねました。
運良く、社長の高橋さんが蔵の案内をしてくださり、日本酒の説明をしながら飲み比べも体験させていただきました。
そして一番のお目当ては、「信乃大地」というヨーグルト酒のお話を伺うことでした。「どんな風に作っているのか、なんでこんなに美味しいのか?」聞きたいことがたくさんありました。
このヨーグルト酒は、つけたろう×てとてとのペアリングイベントでもお出しするお酒で熱燗にすると、とんでもなく美味しくなるのです。
それをお伝えすると、高橋さんはヨーグルト酒を熱燗にして飲んだことがないとのことで、おどろかれていました。
酒造の前で記念撮影。
ヨーグルト酒のこだわりを直接伺うことができて、大満足の私たち。この後、ヨーグルト酒に使われている、「飲むヨーグルト」を販売しているところを教えていただけたので、実際にいって飲んで見ました。
たしかに、、、美味しい!
こうやって実際に目で見たり体験したり、作り手から伺ったお話を、てとてと食堂やペアリングイベントなどでお伝えしていきたいと思っています。
戸隠そば
戸隠といえば、そばです。手打ちそば工房 若月を訪れました。
お通しで出された、野沢菜のお漬物がとんでも無く美味しく、おかわりをしました。
あまりにも美味しかったので、お土産に欲しいと思いお店の方に伺うと、この漬物は手作りだそうで、冬の間に大量につくって冷凍しているとのこと。
お土産に1袋700円で販売しているというので、2袋購入しました。
甘辛い味付けの野沢菜漬けは病みつきの味でした。
もちろん、お蕎麦も美味しいです!
天婦羅は大葉、南瓜、パプリカ、ナスなど地元で採れたと思われる野菜天婦羅がたっぷり。とても美味しかったです。
野尻湖の辺りで山小屋サウナ
食後、野尻湖の辺りにあるゲストハウスLAMPに併設されているサウナに急遽行くことにしました。本当は、明日行く予定でしたが、電話をすると今日の予約が取れました!ラッキー。
ここのサウナは、フィンランド式の薪を使ったサウナです。
引用:https://lamp-guesthouse.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/02/DSC7785.jpg
企画・運営している、野田クラクションベベーさんが、本場フィンランドまで行ってサウナを見学し、その知見を生かしてつくられたそうです。
フィンランド式サウナは、薪を使うことで芯から身体を温めてくれるので、サウナから上がった後もポカポカするような感覚を体感が得られるとのこと。
写真のように、熱々の石にセルフで好きなだけ水をかけて、ロウリュウを楽しめちゃいます。
引用:https://lamp-guesthouse.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/02/DSC1070.jpg
ゲストハウスで受付を済ませて、水着をレンタルし、早速サウナへ。
男女混合で同じサウナに入れるのがうれしいです。
さらに、外気浴ができるベンチやハンモックまで!最高です。
サウナの山小屋は予約制で一度に8名まで入れます。2時間たのしめて、1500円。水着も300円ほどで借りられます。
引用:https://lamp-guesthouse.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/02/DSC7761.jpg
水風呂はなんと、湧き水!温度も水質も完璧です!!!きもちいい〜〜〜!
このサウナのもう一つの魅力として、サウナに入った後、そのまま野尻湖までいけて、野尻湖にダイブしてもOKというところ!
引用:https://lamp-guesthouse.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/02/ac5ad608648af6b62c9308750865031c.jpg
…なのですが、数日前の大雨のせい?で、野尻湖がかなり濁っていたので、今回は入らずに、湧き水風呂で整えることにしました。
う〜ん、大満足です。
ちなみに、ゲストハウスLAMPに併設されているレストランのお料理はどれも美味しかったので、サウナ〜食事〜そしてキャンプでなければ宿泊までセットで楽しむのがいいなぁと思いました。
戸隠神社
「戸隠にきたなら、絶対にいったほうがいい!:と、色々な方からのアドバイスを受け、最終日は戸隠神社へお散歩に行きました。
奥に見える、随神門を潜ると、約500メートルにわたって200本以上のスギの巨樹が続く杉並木が続きます。
「絶対に行った方がいい」という意味がすぐにわかりました。
神秘的な風景に、言葉が出ないほど感動。
空気も澄んでいて、全てが美しいです。
ん?
ん??
杉並木を抜けた後、階段を上がって奥社までたどり着くまでには30分以上歩きました。途中は階段も多く、大変でしたが風景の変化がとても美しく、頑張ってよかったなあと。
歩くことに自信がない人は、奥社まで行かずとも、「杉並木」だけでも見て欲しいです。それだけでも十分満足できます。
まとめ
長野県はよく遊びに行くのですが、「戸隠」の自然は、どことも違う、神秘的な印象を受けました。山にかかる雲の様子や空気がなんだか他とは違うのです。
その空気感に、私たちは魅了されていました。
とても楽しい2泊3日の戸隠の旅。まだぜひ遊びにきたいと思います。