【いいもの探しの旅】狭山茶の見学へ行こう
2018年5月13日
狭山茶を作られている、池谷さんとの出会いは、今年2月のおいしーいーおー会でした。
その後、3月に食べられる茶葉をいただき、お茶のフルコースを実験的に作って食べてみる会を開催。お茶をもっと深く知りたくなって、ハンドドリップの日本茶を飲みに行ったりしました。
それもこれも、5月の新茶の季節に、池谷さんが経営する茶園「池乃屋園(いけのやえん)」の見学へ行く下準備だったのです。
実は、去年てとてとは、「美味しいお茶の淹れ方ワークショップ」というのを開催しており、お茶の淹れ方については詳しくなったのですが、実際の茶畑を見るのはモモコは初めてでした。
とてもワクワクしながら当日を迎えました。
茶園見学
「池乃屋園」がある埼玉県入間市までは、東京から車で2時間半ほどで到着しました。
綺麗な茶畑が広がっています。
しかし、あいにくの雨模様。本降りになる前に、茶園見学にくり出しました。
お茶の収穫のピークは、前日に終わってしまったらしく…、黄緑色の新芽が綺麗に刈り取られたあとのお茶畑は、濃い緑。それが雨に濡れて匂い立つくらいの青色がとても綺麗でした。
雨の日に来れて、逆によかったかもしれません。
特別に品評会用の茶畑も見せていただきました。
品評会用のお茶は、手摘みで収穫するので、通常のお茶畑とは高さが違います。お茶畑と聞いてイメージする茶畑は、かまぼこ型。これは機械で収穫する用の畑らしく、見せていただいた品評会用の茶畑は、胸くらいの高さに新芽がくるように調整されている
工房見学
多くの茶園は共同加工場に持ち込みますが。池乃屋園では自前の工房(加工場)が併設されています。
初めて目にするお茶の加工場。加工場に入るとお茶の濃厚な匂いが立ち込めていました。
前日までフル稼働していたという工房には、まだ熱気がこもっているようでした。
煎茶の製造工程
お茶の加工は、最初に蒸して茶葉に火を入れたら、あとはひたすら揉みながら水分を飛ばすことに終始します。
機械の大きさや、揉む力を変えながら、ひたすら揉みまくる。
そうして、茶葉から水分を完全に追い出して、製品(お茶)になるそうです。
荒茶製造工程
生茶→送風加湿→蒸熱→冷却→葉打ち→粗揉→揉捻→中揉→精揉→乾燥→荒茶
荒茶が出来る過程を見せていただきました。
そしてみんなで記念撮影。
お茶会
工場の見学の後、お茶を実際に飲ませていただきました。
お茶は刈り取るタイミングが命。ベストな状態を見極めて、ここぞと言う日に一気に刈り取って行くそうです。刈り取った茶葉は、刈り取ったそばから酸化が始まるため、一刻も早く加工場に運ぶそうで、収穫の時期は怒涛の忙しさだそうです。
それにしても、お茶のことについて話す時の池谷さんは少年のようです。
そんな彼の想いを、てとてと食堂に来てくれる方にもお伝えして行きたいと思いました。
てとてと食堂では、池乃屋園のお茶が飲めますよ!
お茶の葉料理を食べよう
茶畑見学の後、お茶の葉を使った料理を食べよう!ということで、ゴウキさんに天ぷらを作ってもらいました。
ほろ苦くってとっても美味しかったです。