【富山職人巡りの旅】1日目:木工職人を訪ねて
2017年6月9日 金曜日
東京は昨日、梅雨入りでした。雨のお天気模様が続きます。
今回、上野桜木あたりで料理教室を開催したご縁で、富山県に工房をかまえる職人さんを巡る旅に参加させてもらえることになりました。
スケジュール
2泊3日で5箇所の工房を回るため、かなりタイトなスケジュールでした。
6/9(金)
06:35 出発
14:00 ★朝日工芸の見学
19:00 Airbnbの古民家に宿泊
6/10(土)
09:00 ★モメントファクトリーの見学
10:30 ★高田製作所の見学
12:15 ランチ@ぼてやん 環水公園
13:30 金屋町通り散策
15:00 ★能作の見学
18:30 Airbnbの公園側の大きな宿
19:30 夕食@銀八鮨
6/11(日)
07:30 起床
09:15 Airbnbの公園側の大きな宿
09:30 ★陶芸工房の見学
12:00 ランチ@雅楽具
14:00 富山県
20:00 東京
1日目
富山のものづくりと、職人に出会う旅。
あいにくの雨模様の中、東京をスタート!
しかし、岐阜に到着する頃にはすっかり晴れていました。雄大な自然がお出迎えです。
ランチは、この辺りで有名な「国八食堂(くにはちしょくどう)」へ
看板には「玉八」の字。これでクニハチと読みます。国のくにがまえがないあたりは昔の人の遊び心ですね。
お昼時はだいたい満席。休日とかだと並ぶらしいです。
献立ずらり。 いか焼きと鉄板焼き豆腐が人気らしいです。
一番人気の「鉄板焼き豆腐」
ご飯が進む「ホルモン焼き」
僕はこれが一番好きでした。「いか焼き」
椅子職人の川上さん
富山旅行の道中、岐阜高山に立ち寄ったのは、椅子職人の川上さんいお会いするためです。
家具を作るうちに椅子に魅了されて、椅子職人(作家)になってしまった、川上さんの工房を見学させていただきました。
KAYA工房という名前で、作品を世に送り出しています。
工房に入ってまず目に入ったのが、このダイニングチェア。気品のある佇まい。臙脂色のファブリックとウォールナットの曲線が醸す色気のような雰囲気を持った椅子でした。
座り心地も抜群です!
桃子のお気に入りは、イジーチェア。
革張りの広い座は、どんな座り方をしても受け止めてくれる安心感があり、座り心地抜群。
美しい曲線のフレームは、気がつくと撫で回してしまうほどの肌触りでした。
木型から手作り、調整に調整を重ねて今の形にたどり着いたらしいです。
時間と手間、情熱ぞ、ここに。
KAYA工房の川上さん
お弟子さんの朝日さん
手作りって、突き詰めるとこうなるのかと思わされる、計算と経験に裏打ちされた造形美に見とれ、川上さんの熱い思いも聞かせていただき、感動しきりでした。
「モノづくり」や「手仕事」と呼ばれるものが、大好きであることを再認識させられ、とても充足した時間をいただきました。
朝日工房
川上さんのお弟子さんで、自身も木工工房を営まれる朝日さんの工房にもお邪魔しました。
「砂田フラッシュ」は、朝日さんの前の工場の名前らしいです。w
朝日さんの奥様の雑貨店
朝日さんの奥様は、雑貨店を経営されています。
朝日さんの作品も並べて、二人で活動されているんだとか。
この木製の超ネクタイがツボでした。朝日ご夫婦の合作らしいのですが、めっちゃ可愛い。。。。
そして、我らが齊藤さんの佇まいにハマりまくる仕様です。w
とても素敵な空間と、丁寧に選ばれた商品たち、仲の良い素敵なご夫婦の作る空気感に、ニヤニヤが止まりませんでした。
1日目のお宿
Airbnbで予約した古民家に民泊。
お宿の雰囲気も、オーナーご夫婦の人柄も最高でした。
到着するとすぐに、ご主人が囲炉裏に火を起こしてくれました。
パチパチと雰囲気のあるいい音。角の焼けるいい匂い。
事前にお願いすると、この時期が旬だというイワナを塩焼きにしてくれました。
干物を、熱燗で戻す「骨酒(こつざけ)」
回し呑みしながら、なくなったら継ぎ足し、なくなったら継ぎ足ししていき、味の変化を楽しむお酒の飲み方らしいです。
2杯目くらいがゴウキの好みでした。
3回目以降は、最早ダシかというほど旨味が溢れ出ています。
骨酒
イノシシのしぐれ煮
朝
目が覚めて、外に散歩に出かけました。
昨晩は暗くて、よく見えなかった建物の外観を一望。雰囲気のある素晴らしい佇まい。
家のすぐ裏には水路がありました。
ワサビの葉の上に、カエルを発見!
山水(湧き水)が滲み出てて、小さな滝のようです。そこここにワサビが自生してしるのは、水が綺麗な証拠。
お庭で四つ葉のクローバーを発見!
ラッキー!なんて盛り上がっていたら、奥様がパンを焼いてきてくださいました!
フルーツや、昨日の残りの卵を茹でて、朝食タイム!これがサービスなんて至れり尽くせりです。
帰り際に宿の手帳にモモコが書いた、絵日記…。 時間がなくて最後まで書けなかったようです。w
ご主人の木田さん
このお宿は楽しすぎて、刺激的でまたゆっくり伺いたい!
一晩だけしか宿泊できなかったのが口惜しい。もう出発しなきゃいけないのが名残惜しい…。
ご夫妻の笑顔に見送られながら、【富山職人巡りの旅】2日目のスタートです。
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