【ワークショップ】鹿の角でキーホルダーを作ってジビエを堪能しよう!
2017年11月19日(日)
とても寒い、寒い日曜日。
今日は上野桜木あたりにて、「狩猟兄弟」のゴウキさん&ゴウキさんの弟、そして私の3人でワークショップ&食事会を開催しました。
講師はメインのこの二人!「狩猟兄弟」です。
第一部 11:00-14:00
第一部は、狩猟の話、鹿の角キーホルダー作り、鹿肉サンドのランチと盛りだくさんのないようです。会場も準備がととのいました。
6名の方にご参加いただき、まずは狩猟免許の取り方や猟師について1時間くらいお話しました。
狩猟免許をとるための教本を見ながら、試験の問題などを解説。みなさん興味津々!質問もいっぱい出て、積極的にお話を聞いてくださいました。
その後、鹿の角でキーホルダーをつくるワークショップ。
一人一人好きなパーツを選びます。
角は削るとすべすべになります。
その後は、パラコードを編む作業。ここがみんな苦戦していました。
1時間半くらいかけてキーホルダーを完成させました!
その間に、大分の猟師さんから仕入れた鹿肉のサンドイッチを作ります。
鹿肉はそのまま食べると野性味溢れる味がしましたが、マスタードソースで中和されて、臭みも気にならず、みなさん美味しい!と言ってペロリと召し上がってくださいました。
付け合わせは、大分県玖珠町から送ってもらった大きな椎茸をメインになめこと椎茸のお吸い物をお出ししました。(写真を撮りそびれてしまった;;)
完成したキーホルダーはみなさんその場で鍵につけたりしてお持ち帰りいただきました。
喜んでもらえて嬉しかったです。
隙間時間
第3部まで時間があったので、弟くんは建物の前でお店開き。
下ごしらえ
第3部は、鴨の水炊きです。始まる前に、いろいろな仕込みをしました。
鶏ガラを5kg仕入れて、朝から煮込みパイタンスープを作りました。
また、大分の猟師さんから取り寄せた新鮮な鴨(コガモ)をさばきました。
前日の家での様子です。
⇩注意:鴨をさばく写真があります⇩
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こちらがコガモです。普通の鴨よりだいぶ小さいサイズ
二人で協力して、まずは羽をむしります。
普通の鴨に比べて、コガモは皮が柔らかく、羽を抜くのが結構大変でした。
羽も一本一本抜いていきます。
こちらの羽は、当日展示もしました。
全ての毛をムシり終わったあとはキッチンに移動。
キッチンバサミを使って皮を剥いでいきます。
ここまでくると、だいぶお肉の感じがしてきました。
ムネ、モモ、手羽先、ささみなど、可食部をとっていきます。
ありがとう。大切にいただきます。
そして、今回コガモだけでは可食部が少なかったため、急所合鴨を入手。
鴨背脂はとても厚く、とっても甘みがあるのですが鍋に入れると溶け出てしまいます。そのため、下ごしらえの時に皮をバーナーで炙り、油の甘みを閉じ込めます。
第3部 18:00-22:00
さて、第3部はジビエ会。鴨肉を使った水炊きです。
テーブルの上も準備が整いました。
宴会のはじまりです。
まずは、鶏ささみのお刺身と砂ずり。前日から丁寧に下準備をしました。薬味と自家製ポン酢をつけて食べると、、、う〜ん美味しい!
はじめは、豆腐・大分の椎茸・くずきりをパイタンスープとポン酢で食べます。しばらくしたら、パイタンスープを作るときに一緒に作った鳥の油を生成してつくった鶏油を浮かべた鍋にキャベツを入れます。
キャベツが鶏油を吸って、なんとも言えないテカテカつるつるのキャベツになります。
野菜が食べ終えたら、生姜と大葉たっぷりのふわふわつくねを入れます。
山えのきと一緒に煮込みます。
そして、メインの鴨肉をしゃぶしゃぶに。
写真を撮り忘れましたが、春菊のしゃぶしゃぶも。
締めは、鶏油をもう一度入れて卵をさっくり混ぜネギたっぷりを入れたお雑炊です。
デザートにはバニラアイスにはちみつとブランデーのシロップ掛け。
お腹いっぱい!
狩猟や、二人の地元「大分県玖珠町」の鹿の問題についてなど、いろいろなお話ができて充実した1日となりました。
第二弾もやりたいな!
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