【レシピ】失敗しない!ふわふわシフォンケーキ
どーも。ぼくです。
てとてと料理教室のレシピをジャンジャン公開していきたいと思います。
今回はその第一回目です!
第一回目がシフォンケーキというね。(笑)
どんだけ甘いもん好きやねん!というね。ツッコミも聞こえてきそうな気がしないでもないですが…行ってみたいと思います。
見辛い点、言葉足らずな点などあれば、お教えいただけると嬉しいです。
では!参ります!
材料
【卵黄生地】 | |
卵黄 | 5個分 |
油(米油 or サラダ油) | 30g |
豆乳(or 牛乳) | 63g |
薄力粉 | 88g |
(バニラビーンズ)
(バニラエッセンス) |
1/3本
3滴 |
(ポピーシード) | 15g |
【メレンゲ】 | |
卵白 | 6個分 |
砂糖(三温糖or上白糖) | 88g |
塩 | ひとつまみ |
作り方
シフォンケーキは【卵黄生地】と【メレンゲ】を別々に作って、合体させ焼き上げるだけのケーキです。
ケーキの中では簡単な部類で作り方をアレンジしやすいため、作り方は千差万別。
そのため作り手によって、アレンジされたレシピがネット上に公開されて、何が正しいのかよくわからないという声もちらほら…。
なので!今回は失敗しないシフォンケーキのレシピを丁寧にまとめてみます。
今回のレシピは21cm型を使った分量になっています。
ちなみに型は、継ぎ目のないアルミ製のものがオススメです。
継ぎ目があると、きれいに仕上がりません…。
アルミ製を使うことで熱のまわりが早くなるので、よりふっくら仕上がります。
我が家のおすすめはこちらのシフォン型です。
卵黄生地を作る
手順1.
卵黄と卵白を分けておきます。卵黄5個分、卵白6個分です。
卵白の方に黄身が入らないよう丁寧に作業しましょう。
手順2.
薄力粉(88g)と砂糖(88g)を計ります。
砂糖は三温糖やきび糖などの茶色いものを使ったほうがコクが出るので、オススメです!
(この辺りでオーブンを170度に予熱しておきます。焼成時間は25分)
手順3.
バニラビーンズを縦に裂いて、バニラビーンズをこそぎ、卵黄と混ぜ合わせましょう。
バニラビーンズがない場合は、バニラエッセンスを使用。入れなくても美味しく出来上がります。
手順4.
卵黄(5個分)に油(30g)を入れて、よく混ぜ合わせます。
スケールで計りながら直接入れるのがおすすめ!余計な洗い物が出ません。
手順5.
次に豆乳(牛乳でもOK)63g を入れて、よく混ぜます。
牛乳より豆乳のほうがコクがまして、食感ももっちりします。
豆乳の匂いは気にならないので、豆乳嫌いの方にもオススメです!
手順6.
薄力粉(88g)をふるい入れます。
一度に加えて、粉っぽさがなくなるまで、よく混ぜましょう。
真ん中から小刻みに混ぜていき、ざっくり混ざったら大きく淵まで混ぜるようにすると混ざりやすいですよ。
カスタードクリームくらいのとろみになります。
手順7.
次にポピーシードを入れて軽く混ぜ合わせたら、卵黄生地は完成です。
ポピーシードを入れなければ、プレーンなシフォンケーキになります。
ちなみにポピーシードは、あんぱんの上に乗っているツブツブで、シフォンケーキに入れると食感がプチプチして面白いです。
全体に行き渡ったらOKです。見た目がよろしくないけど、焼き上がればきれいになるのでご心配なく!
メレンゲを作る
手順1.
卵白(6個分)を低速で泡立て始め、全体に泡っぽくなってきたら、塩(ひとつまみ)と砂糖(88g)の半量を加えて、高速で泡立てます。電動泡立て器があると便利です。
手順2.
細かい泡が全体に目立つようになったら、残りの砂糖を全て入れて、さらに高速で泡立てましょう。
手順3.
このくらいではまだ泡立てが足りません。
ツノがピンと立ち、もこもこしてくるまで高速で泡立てましょう。
だいたい5分くらい高速で混ぜ続けます。根気強く!
このくらいの状態になるまで頑張りましょう!
ピンと立ったツノが、少しお辞儀するような状態を目指しましょう。
生地を混ぜて、焼き上げる
手順1.
卵黄生地とメレンゲを合わせます。メレンゲをひとすくい、卵黄生地に加えなじませましょう。
全体にメレンゲが行き渡ればOK。
混ぜやすくするためにメレンゲで、卵黄生地を溶いておくイメージです。
手順2.
メレンゲのボールにメレンゲを混ぜた卵黄生地を一度に全て加えます。
ここからはヘラに持ち替えて、メレンゲの泡が消えないように底から生地を持ち上げるように混ぜましょう。
よく「切るように混ぜる」と言いますが、切るように混ぜるといつまでも混ざりません。
メレンゲの白い筋がなくなるまで、丁寧に混ぜましょう。
手順3.
生地を型に流し入れます。
この時、生地のくっつき防止で型に油を塗ったり、クッキングシートを敷いたりは絶対にしないでください。
焼き上がりにヒックリ返して冷ます時に、型から生地が外れて大惨事になります…。
手順4.
オーブンに入れて、25分焼きます。
オーブンによって焼き加減は変わってくるので、あくまで目安です。
焼きあがったら、瓶の口に型の穴を突き刺して、ひっくり返して冷まします。
30分以上は冷ましましょう。
逆さにして、瓶に突き刺す!
手順5.
十分に冷ましたら、包丁や専用のナイフで外周をぐるっとなぞり切り離します。
上下に動かさず、型の外周を削るようなイメージです。
ここで失敗すると、見た目が汚くなるので慎重に!
きれいに外せましたか?
手順6.
中央も同じように切り離し、外周を取り外し、最後に底を切り外します。包丁は押したり引いたりせず、滑らすようにすると上手くいきます。
ホールで盛りつける場合は、ヒックリ返して底の部分を上にしましょう。
刮目せよ!この断面どーよ!
お好みの大きさに切って、クリームやフルーツを盛りつけたら完成です。
プレーンシフォンの例
抹茶シフォンの例
抹茶シフォンの場合は、ポピーシードを抹茶7gに、豆乳の量を70gに変更して、小麦粉と一緒にふるいます。
抹茶は、お稽古用の安い抹茶を使うと、色が黒ずんでしまうので少々高めですが、お稽古用ではない抹茶を使いましょう!
ココアシフォン
ココアシフォンを作る時は、1台につきピュアココア15g(バンホーテンなど)を同量のお湯(目安)で溶きます。
メレンゲと黄身を混ぜ合わせた後、お湯で溶いたココアを加え、さっくり混ぜます。
マーブルなココアシフォンができます。
おすすめの調理道具
シフォンケーキの型
継ぎ目がなく、きれいに焼けます。我が家はアルマイト加工の20cmの型を使用。
シフォンケーキナイフ
シフォンケーキを型から外すとき、包丁や金属製のシフォンナイフを使うと型を傷つけてしまいますが、このナイフは樹脂製なので型を傷つけることもありません。また、しなるので、シフォンを切り出しやすいです。
ハンドブレンダー
メレンゲを作るときに泡立て器で手で混ぜるのは大変です。ハンドブレンダーがあるととても便利です。
泡立て器
シフォンケーキを頻繁につくるのならば、このミキサーが本当に便利です。メレンゲを自動で作ってくれるので、時間短縮になります。
おすすめの材料
薄力粉:スーパーバイオレット
こめ油