【てとてと食堂】ヤマチクさんの箸を堪能
2019年7月12日(金)
竹の、箸だけ。
という力強いコピーの通り、「竹の、箸だけ。」に真剣に向き合っている「ヤマチク」さん。
実は、てとてとはヤマチクさんの箸をずっと使っていました。
(てとてと食堂にきた人は、手にしたことがあるはず・・・!)
ゴウキさんの地元である大分県のとあるお店で、「この箸、素敵だなぁ。てとてと食堂で使いたいから20本買おう!」と購入した箸が、たまたま、ヤマチクさんが作ったものだったのです。
それを知ったのは、使い始めて一年が過ぎた頃でした。
友人が「てとてとは、絶対好きだとおもうよ!」と、熱い想いで箸をつくっている「ヤマチク」さんを紹介してくださり、ヤマチクさんが、てとてとに遊びに来てくれた際、「ちなみに我が家はこんな箸を使っているんですが・・・」と見せたところ、「これ、ヤマチクの箸ですよ!」「え〜〜〜!」なんてことがありました。
そんな事がキッカケで、実際に自分たちが使っていた箸が、どのように作られているのかを知りたいと思い、今年の4月に熊本にあるヤマチクさんの工房を見学に行きました。
そして、竹から箸が作られる工程を、一つ一つ見させていただきました。
ひとつひとつ、手作業で作られる箸。
職人さんのお話も伺い、こんな風に丁寧につくられた箸を、私たちは毎日つかっていたんだなぁと、とても感動しました。
そんな「ヤマチク」の山崎さんが、てとてと食堂にきてくれました。
「プラスチックのお箸の代替品として、日本の竹と日本の漆で作られたこのお箸が、100年後の当たり前に使われますように。」
そんな思いが込められた、お箸を使わせてもらい、お食事をしよう!という会が開催されました。
黒い箸が美しく、料理も映えます。
小さな食材も滑らずつまめます。
お箸を語る、素敵な会になりました。
何気なく使っている日用品も、「どこの、誰が、どんな想いで作っているものなんだろう?」と、ちょっとだけ想いを馳せる事で、もしかしたらこんな素敵な出会いが生まれるかもしれません。
てとてとは、器や食材、服、家具、などなど。
誰がどんな想いでつくっているかが分かるものに囲まれて暮らしていきたいなと思っています。
それって、とても幸せな事だなぁと思うし、それこそが、「丁寧な暮らし」だと思うのです。
カップラーメンを食べる日もあるけれど、それだって、「どこの工場でどんな研究の末、出来ているんだろう?」と、作っている企業について調べたりもします。
そんなストーリーが、いつもの日常を楽しくしてくれるのです。
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ヤマチクさんと一緒に、素敵な箸がつくれたらいいな。
そんな夢が現実になるように、動いていきたいとおもいます。
今日もご馳走さまでした。