【レシピ】基本の合わせ出汁
和食の基本はお出汁です。
普段使いは顆粒ダシでもいいと思います。
でも、少し特別な日には、お出汁を丁寧にとってみるのもいいと思います。
それと薄味の和食はお出汁が主役と言っても過言ではありません。美味しいお出汁の取り方を覚えておくと、なにかと便利ですよ。
材料
水 | 1L |
鰹節(薄削り) | 15g |
昆布 | 10g |
作り方
手順1.
基本的にお出汁を取る際には、かつお節を入れる前に、まず昆布からうまみを引き出しておきましょう。
ポイントは2つ。
- 火にかける前に、できれば30分以上水につけておくこと(旨味を抽出しやすくなります。)
- ①を火にかけるとき、弱火と中火の間くらいの火力で、10分ほど時間をかけて沸騰直前の温度まで上げていくこと
ちなみに、昆布は前日からでもつけておいてOKです!
昆布は乾物なので、いきなり水に入れて沸騰させても、旨味を引き出すことはできません。
上の2つのポイントを押さえてお出汁をとりましょう。
まずは、昆布は表面の白い粉を濡れ布巾で拭いて、水を張った鍋に浸しておきましょう。
火にかけたら10分ほど時間をかけて温度を上げていきましょう。そうすることで昆布も柔らかくなって(爪先を立てるとすっと入るくらい)、旨味もしっかり出ます。
昆布を取り出した昆布だしは一度沸騰させて火を止めます。
手順2.
昆布だしの火を止めたら、大さじ1杯分の差し水を入れて温度を下げ、かつお節を入れます。
その後、中火~強火にかけ、再沸騰させます。沸騰したら火を弱め、お玉を使ってアクを集めてすくい取ってください。
煮出す時間は料理によって変わってきますが、2分ほどがオススメです。あまり長い時間煮出すと雑味が増えてしまします。
濃い味が欲しい時は、鰹節の量を増やしましょう。
手順3.
静かに漉します。
ざるにキッチンペーパーを敷いて漉しましょう。
コーヒーフィルターで濾すのもありです。
漉した後は粗熱を取ってから冷蔵庫で保存します(※冷蔵庫に入れて2~3日で使い切るとよいです)
暑い時期は特に、だしを取ってすぐに冷水や氷水で急冷してあげると、だしの風味・日持ちもよくなります。
ちなみに、そのまま飲む場合は塩をひとつまみ入れてください。丁寧に取ったお出汁は、この状態でも、驚くほど美味しいですよ!