【てとてと食堂】海苔とおむすび食堂を開催しました!

2019年6月29日(土)

史上最年少 皇室御献上海苔漁師の相澤太さんをお招きして、海苔のワークショップ&「旅するおむすび屋」のかなちゃんもゲストに呼んだ、とっても豪華なてとてと食堂。

ゴウキさんによる海苔満載の創作料理もご用意という、盛りだくさんなイベントを開催しました。

▼イベント詳細
https://paymo.life/shops/e57bfc5dfa/norionigiri

 

1.相澤太さんによる海苔農家のワークショップ&プレゼン

海苔ができるまでについて、日々どんな想いで海苔を育てているのかについて、スライドや動画を交えてお話していただきました。

目に見えない小さな小さな胞子の状態から、私たちの食卓に届く「海苔」ができるまでについてのお話では、「海苔愛」が本当にあふれているなぁと感じました。

中でも印象的だったのが、

「夜、海苔の赤ちゃんが元気かどうか不安で家で眠れず、真夜中の海にでて、海苔に添い寝する」

「暑い炎天下の中でも、海苔と同じ気持ちになるため、帽子は被らない。」

「そうやっていると、海苔の声が聞こえてくる」

そんな風におっしゃっている相澤さんは、もはや「海苔漁師」でも「海苔農家」でもなく「海苔ブリーダー」だなとおもってしまいました。

ふざけてないです。本当に心から海苔が好きで好きでたまらないということが伝わってきました。

 

2.海苔の食べ比べワークショップ

「相澤さんの海苔」「スーパーで購入した海苔」「1年前に賞味期限が切れた海苔」「青のりがブレンドされている海苔」4種類の海苔を食べ比べて、どんな違いがあるのかみんなで感想を共有しました。

若い頃、お寿司屋さんに行って食べる人を観察していたという相澤さん。

お寿司を口に入れて、1噛目に海苔が主張してしまうと、ネタより海苔が目立ってしまうので、自分は3回噛んだ時、ネタの後から海苔の存在がわかるような設計の海苔を作ろうと思い、研究を重ねたそうです。

海苔の食べ方や保管方法についての雑学も多数披露していただきました。

しけった海苔はフライパンで炙ると復活することや、炙る強度によって味が変わること。食べ比べしながらどのくらい炙るったものが好みか探るのも楽しかったです。

中でも驚きだったのが「正しい海苔の保管方法」。
買ったらすぐに冷凍庫に保管して、使うときに常温に戻してから封を開けて使うのが正しい使い方なんだそうです。

 

3.おむすび娘のおむすびワークショップ

旅するおむすび屋のかなちゃんが、相澤さんの海苔をつかって、おむすびをつくってくれました。

海苔の味を楽しむために、具材はなし、秋塩の塩むすびです。

コツを教えてもらいながら、参加者の皆さんもおむすび作りを一緒に体験してもらいました。

かなちゃんの結ぶおむすびは、ふわっとしていて美味しいんですが、このふわっと感は実は最近完成したものなんだとか。

腕を骨折していた時期があって、完治前におそるおそる結んでみたらめっちゃ美味しくて、そのときの経験から今の絶妙の力加減をマスターしたんだとか。

そんなエピソードトークを交えながら、参加者のみなさんと一緒に頬張るおむすびは、本当に美味しかった。

お子様づれの方も!子供っておむすび好きですよね。
おむすびを3つもたべてくれました。嬉しいです。

4.海苔づくし!お食事会

ゴウキさんによる、海苔づくしのお食事会がスタート!海苔をつかったメニューを、その場で1品づつ作り、みんなで食べていく新しいスタイルの食事会です。

 

3種のトマトと海苔のカプレーゼ

マイクロトマト、ドライトマト、湯むきしたアイコトマト。3種のトマトのカプレーゼに、海苔をふりかけて。トマトの甘みが海苔の香りや甘み、旨味を引き立ててくれます。

 

タコの山椒マリネと刻み海苔

金樟水産の明石だことのコラボメニューです。

金樟水産の4代目の若社長 樟くんのお気に入りの食べ方で食べてもらいました。

山椒とセドリックカサノヴァのオリーブオイルでマリネした、タコの味をダイレクトに味わってもらえる一品。

山椒の香りが、タコの香りと味を一層引き立ててくれます。セドリックカサノヴァの力強いオリーブの香味は、タコと調和してコクを引き出してくれます。

1キロ近く用意したけど、一瞬でなくなる好評っぷりでした。

 

ちくわ揚げの磯辺揚げ

山芋と青海苔を混ぜ込んだ衣を纏わせて高温でカラッと揚げた磯辺揚げ。

ゴウキさん曰く「磯辺揚げは、天ぷらじゃなくて、この衣で揚げた方が絶対うまい」とのこと。確かにカリカリふわふわした生地がとても印象的でした。

ただでさえうまい磯辺揚げの上に角切りにした海苔を散らして、さらに四つ切りの海苔で巻いて食べます。磯辺揚げの食感と青海苔の香りに、相澤さんの海苔の食感と香りが相まって、最高でした。

 

海苔巻きポテトサラダ

以前、ガリ入りのポテトサラダをお店で食べて、これは、海苔に合わせたらお寿司のような食べ合わせになるのでは!?ということで、生まれたメニュー。

四つ切りにした海苔で、ポテトサラダを巻いて、醤油をチョンとつけて食べる。

これが美味しいんです。

 

アボガドネギの海苔巻き

ポテサラ同様に、海苔に巻いて、わさびをつけて、醤油をちょんとして食べると本当に美味しい。

ネギトロが美味しいんだから、アボネギも美味しいだろうという発想から生まれたメニュー。

 

海苔素麺

めんつゆは、カツオをベースに椎茸と昆布のお出汁でつくりました。

海苔は、「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」という旨味成分が3種類も含まれています。

そこへ、アサリの出汁をくわえると「コハク酸」という旨味成分も合わさって旨味の強いそうめんのつけ汁に仕上がりました

 

まとめ

海苔のことがこんなに大好きで、愛情を込めて作っていても、作っているだけでは、その思いは食べる人に届いていないことに気づいてから、色々なイベントに足を運び、海苔についてリアルな言葉でお話す活動をしているという、相澤太さん。

「呼ばれたらどこでも行きます!」という言葉どうり、てとてとでのイベントにも、本当にきてくださいました。

今回お話いただいた、相澤太さんの想いは、今度はてとてとが、さらに多くの人に伝えていけたらいいなと思っています。

相澤さん、かなちゃん、ありがとうございました!

 

 

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2019-06-29 | Posted in てとてと食堂No Comments » 
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