【37】照明のスイッチをオーダーメイド
2016年9月10日(土)
どーも。ぼくです。
いろいろと問題だらけな我が家のリノベーション。
ここ最近は問題の対応に追われて、ストレスフルな日々でしたが、この日は本当に素晴らしい出会いがあり、とても楽しい打ち合わせになりました。
スラップトーンでスイッチをオーダーメイド
こちらの記事の中ほどでも書きましたが、照明スイッチはトグルスイッチにしたいと言い続けていました。
実はこのときに見学させていただいたTextのオーナーさんから、金属加工の職人さんを紹介してもらっていました。
その職人さんの工房で、今日はいよいよ照明スイッチのオーダーメイドについて打ち合わせを行います。
浮間舟渡駅
町工場郡の向こうに河川敷の堤が見えます
スラップトーン迷いながら到着
金属加工の職人さんの屋号は「slaptone(スラップトーン)」
浮間舟渡(うきまふなど)という、聞いたことも降り立ったこともない駅が最寄り駅。
駅から程近い町工場が点在する住宅街に、ひっそりと男の隠れ家的な工房を構えています。
うっすら手書きで「(有)スラップトーン」
この「見つけてくれるな感」がたまらなく好きです。w
工房には鍛冶炉(コークス炉)や、金床、鉄材が無造作に転がっていて、ものづくりの匂いがプンプンしていました。ものづくりの大好き人間のぼくは、ワクワクが止まりませんでした。
工房の二階がオフィスになっていて、ここで打ち合わせを行いました。
打ち合わせの椅子は、車のシートを改造して作られたそうです。かっこよすぎる!
オフィスにはスイッチパネルや、エフェクターなどの見本が並べられていました。全部センスいいっ!このオフィスを見ただけで、間違いないことは間違いないです。
仕様
まずは設計図を見ながら、仕様を伝えます。
- トグルスイッチは5つ
- 調光ダイヤルも5つ
- パネルはステンレス製で、ざらついた質感
- 調節つまみのデザインは、ガゲナウの火力調節ダイアルのデザインに寄せる
- 調光機能なし/ありの2つ作る
我が家のパブリックスペースの照明系統は5つに分かれているので、スイッチも調光も5個取り付ける必要があります。
パネルは、キッチンの天板のステンレスと揃えて、バイブレーション加工した感じにしたいし、調光ダイヤルもキッチンのIHの火力調節ダイヤルを模したデザインにしたいです。
平山さんに共有した調光装置(つまみ部)のイメージは下記のとおりです。
代表の平山さんが素敵すぎる
平山さんは、武蔵野美術大学の工業工芸デザイン学科出身で、モモコと同じ大学出身です。
愛車はワーゲンバス。
ぼくの愛車はクラシックミニ。
クラシックカー好き同士で話が盛り上がり、実は打ち合わせの半分くらいは車の趣味やDIYについて雑談してました。
帰りは平山さんの愛車で駅まで送ってくるというので、図々しく送っていただきました。
見よ!こんなシブいワーゲンバス見たことありますか?!
鍵も手作りです。さすが、金属加工スペシャリスト!
ちなみにこの鍵、スラップトーンのHPで4,500円で購入することもできます。鍵として使わなくても、デザイン自体かっこいいのでキーホルダーにもオススメです。
ハンドルも手作りらしいです。イグニッションがトグルスイッチ!いいですね〜。
内装はこんな感じ。最後部のシートを残して、ドンガラにしています。潔いシンプルなデザインが外観の雰囲気にもあっています。
三角窓もかわいいです。ぼくのミニにも三角窓つけたいなー。
ワーゲンバスで送ってもらいながら、見積もりとデザイン案をいただくお約束をして、帰路につきました。
デザインが上がってきたら、またスイッチについての記事を書こうと思います。
楽しみだ。楽しみだ。
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