【2】家探しの条件
きっかけは、通りかかったリノベーション会社
家を買いたいかも…と思い始めた僕たちでしたが、そもそもどうやって家を買ったらいいのかわかりませんでした。
そんな中、恵比寿を散歩している時に、「NU」というリノベーション会社をたまたま見つけました。よく散歩する道なのに、今までは気がつかなかった…必要になると目に入るものなんですね…。
家を買うなら、絶対リノベーションをしたい!と二人で話していたので、これは丁度よい。まずは飛び込みでお話を聞いてみよう!ということになりました。
NUさんは、突然の訪問にもかかわらず、2時間ほどリノベーションについての基礎知識や、費用感について丁寧に説明してくださいました。
家の購入やリノベーションについての知識がゼロだった私たちでしたが、この説明を聞いたことで、今後の道筋が見えてきました。
基礎知識:中古マンションをリノベーションするメリット
まずなぜ、新築のマンションではなく、中古マンションをリノベーションするのか?
新築のマンションは、売り出すための広告宣伝費が物件価格にのっているため、比較的高いです。
そのため築年数が2〜30年たっている中古物件は、都心で駅から近くても割とお手頃な価格で購入できます。
新築の半額以下の値段で、築30年の中古マンションを購入して、浮いたお金で中身をリノベーションする。古いことさえ受け入れられば、新築と同等、もしくはそれ以下の金額で理想の家に住めるということなのです。
費用感:私たちにも家が買えるかも!と思えた
お金のことはとても心配でした。
住宅ローンが・・・なんて話はよく聞きますが、私たちが一体いくら借りられるのか?そもそも借りられるのか?よくわかりませんでした。
NUさんに伺った際、私たちの「年齢」「年収」「会社名」「勤続年数」を伝えると、大体いくらまで借りられるのかということを教えてくれました。
それによって、物件価格をある程度決めることができました。
(住宅ローンについては、こちらの記事でもう少し詳しく書いています。)
物件価格の決め方
ローンで借りられる上限金額は教えてもらえますが、上限はあくまでも上限であって、借りすぎて生活が苦しくなっては意味がありません。
私たちは、物件価格を月々のローンの支払い金額から換算して決めました。
ただ、マンションを購入した場合はローンの支払いと同時に、「管理費・修繕積立費」「固定資産税」というものが発生します。
管理費・修繕積立費
これはマンションの共有部分を管理するため、住人が支払わなければいけないお金で、マンションによって金額は変わります。2万円だと安いな〜4万円以上だと高いな〜と感じていました。
このお金を使用して、マンションの外壁を塗り替えたり、防犯カメラをつけたり、駐輪場をつくったりします。
この管理費・修繕積立費は、ローンの返済が終わっても支払い続けることになるので、金額は要チェックです。
固定資産税
固定資産税とは、土地や家屋といった固定資産を所有している人が市町村に納めなくてはいけない税金のことです。色々な計算方法があるようですが、都内で80平米の占有面積のマンションであれば年間約12万円ほどです。月約1万円づつ納めているイメージですね。
これらを考慮して、仮に1ヶ月住宅に14万円まで当てられる場合、
・月々のローンの支払い:10万円
・管理費・修繕積立費 :3万円
・固定資産税 :1万円
この場合は、月々10万円の返済で35年ローンで借りられる金額を算出します。フラット35の公式HPで自動計算してくれるので活用すると良いと思います。
このソフトを使って計算すると、金利0.6%、月の返済額10万の場合は、3,787万円まで借りるコトができます。
こんな感じであたりをつけていきましょう。
※ちなみに、これらの計算は、私たちはお世話になっているファイナンシャルプランナーさんと一緒にしました。
(ファイナンシャルプランナーさんに関しては、こちらの記事でもう少し詳しく書いています。)
家探しの条件を決める
何もかもがさっぱりだった私たちでしたが、NUでお話を聞くことで、家探しの条件をある程度絞ることができました。
▼譲れない条件
- 物件価格:3000万円〜3500万円
- リノベーション費用:1000万円〜1500万円
- 管理費・修繕積立費:合計3万円以内
- 広さ:80平米以上
- 立地:駅徒歩10分以内
- エリア1:実家の側(日吉、大倉山、菊名)で、都心まで1時間以内
- エリア2:都心まで30分以内かつ、実家から近いエリア
▼妥協できる条件
- 築年数:旧耐震でもよい
▼その他
- 外観も魅力的なレトロなビンテージマンションだと尚良い
- 子育てしやすい環境(保育園、公園、学区など)
こんな感じです。
それでもまだイメージはぼんやりしていました。
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