【8】リノベーション物件の見学レポート②

前回は、リノベーション済み物件の見学レポートでしたが、今回はリノベーション前の物件見学レポートです。

リノベーション済み物件を何件か見て回った結果、やはり誰かがリノベーションした完成された家ではなく、自分たちの好きなようにリノベーションをした家に住みたいという気持ちが強くなりました。

そこで、リノベーション仲介業者を「リビタ」に決定した後、リノベーション候補物件へ見学に行くことになりました。

 

リノベーション候補物件とは

リノベーション候補物件とは、これからリノベーションをする前提で探す物件のことを言います。

大抵は、築古の中古物件を探します。築古だと、都心で駅近くても割とお手頃な価格で購入できます。

リノベーション候補の築古物件の内見に行くと、生活感丸出しだったり、内装や設備はボロボロだったりするので「これで大丈夫なのか?!」と思いますが、どうせ引っぺがして捨ててしまうものなので気にしなくてOKです。

 

上野毛 :中古マンション 築39年

初めて見学した、フルリノベーション前提の中古マンションが上野毛の物件でした。
当初、東横線沿線で考えていたので、上野毛は対象外のエリアだったのですが、たまたま良い物件があるとのことだったので、とりあえず見にいくことにしました。

立地は上野毛駅から徒歩5分ほど。上野毛駅は大井町線という沿線上の駅です。閑静な住宅街で、近隣には公園や商店街、小学校などがありとても「”住み良い”とはこういうことだなー」という印象です。

大井町線をご存知の方はわかると思いますが…いいんですよねー!大井町線っ! 路面電車感があって親しみを感じます。あと、改札がシンプルでゴミゴミしてない感じとか好きだなーと思いました。

物件の外観はやはり古め。ですが、マンションのエントランスに入るまでに大きな木があったりしてゆったりしていました。
昔は今のように、土地いっぱいに建物を建てず、エントランスや共有部を多めにとった造りが多いと聞いていましたが、まさにそんな感じで、やはりビンテージマンションはいいなぁと改めて思いました。

いざ、部屋に入って感じたことは、天井が低い!
測ってみると通常2.4mほどある天井が、2.1mほどしかありませんでした。それと、僕の大好きな築古物件によくある古い窓枠(サッシ)は新しいものに取り替えられていました。

サッシは共用部分になるため、普通取り替えることはできないので、ここが新しいものに交換されていることは、通常であれば嬉しい特典かもしれませんが、僕にとっては残念な点でした。こんな感じに人によって魅力を感じる部分や、重視したい点は違います。

物件を探していく中で、どんなトコロが自分にとって大事なのか、だんだんとわかってきます。そういった意味でも物件探しを、業者に任せるのではなく、自分たちで積極的に探すのは大事な作業だと思います。

ちなみにこの物件はいまいちピンっとくるものがなくて見送りました。
お値段は4200万くらいで、予算を大きく超えていたことも見送る要因の一つでした。

 

奥沢  :中古マンション 築39年

上野毛の物件を見た後、大井町線に恋い焦がれるようになってしまい。物件選びの条件を見直すことにしました。

▼変更点

  • 場所は都内(というか、大井町線)
    なんだかんだで都心で働くなら、都心に近い方がいい。通勤に片道1時間はかけたくないので、多少価格が高くなっても都内に絞ることにしました。

 

  • 予算は4000万に変更
    都内で考えると広さを妥協しない限り、予算を上げるしかなかったので+500万と幅を広げました。

 

ということで、条件を見直して探すことにしたのですが、大井町沿線という条件が厳しいのか…めぼしい物件はなかなか見つからない…。

そんな中、インターネット検索で見つけた一件にビビっと感じるものがありました。こういった物件に巡り合ったら、速攻動いた方が良いと聞いていたので、早速内見の予約を取り、与那覇さん(リノベーション業者)と一緒に内見に行くことにしました。

立地は九品仏駅から徒歩5分。浄心寺というやたらにでかいお寺や、等々力渓谷にほど近い場所です。自由が丘まで徒歩12分。有名な尾山台商店街も徒歩10分ほどと超好立地です。

物件は、築39年のヴィンテージマンション。上野毛の物件より共用部分が大きく、エントランスはタイル張りで、巾木や手すりは大理石で作られており、ヴィンテージマンション然としています!ヴィンテージマンションが大好物な私たちは導入部分で大興奮でした。管理人室の入り口なんて無駄にアーチですもん!

売りに出ていた部屋は一階の角部屋で、庭つきの80平米超え。角部屋なので窓が多くて、とても明るい部屋でした。この日は売主さんも同席してくださいました。優しそうな雰囲気のおばあさま。お部屋の魅力と欠点についていろいろとお話ししてくださり、ビビッときたものは間違いなかったかもと思い始めていました。

買いたい旨を与那覇さんに伝えると、「調査してみないとわからない部分が多いので、一旦調査してみます。でも、リノベには向いてると思いますよ。」とのこと。

お値段は4500万円。予算ギリギリですが、欲しい気持ちが大きくて…。後日、調査結果に問題なければ、購入したい旨を売主のおばあちゃんに伝えることにしました。

他に購入希望者が現れないか、ハラハラしながら過ごすことになりそうです…。

 

ちなみに!

リビタにお問い合わせや、ご相談に行く際は、「てとてとからのご紹介です!」とお伝えいただけると、とっても良いことがあります^^「てとてとブログを読んで来ました!」でも良いです。

そしてLINE@やメールで、ご一報いただけると嬉しいです。リノベーション仲間になりましょう!

 

▼次の記事はこちら

【9】物件決定までの検討事項

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2016-05-16 | Posted in リノベーションNo Comments » 
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