【料理教室】夏休みの宿題に琥珀糖づくり
2017年8月11日(金)
今日は、ゴウキさんの会社の先輩が小学生のお子様と一緒に琥珀糖作りの料理教室に来てくださいました。
琥珀糖とは、平安時代から食べられている歴史のあるお菓子。干菓子とも言われ、茶人や貴族が楽しむようなお菓子だったそうです。
最近では、食べられる宝石として注目されています。キラキラとして本当の宝石のような見た目の和菓子です。
絶品 簡単 食べられる宝石 琥珀糖 by Cookatom
今日は、夏休みの自由研究の課題として琥珀糖を作り、復習として覚えたレシピをクックパッドにあげてみよう! という内容でお料理教室を企画しました。
完成品を目の前にして「きれ〜!」と盛り上がる二人。
完成のイメージをしたところで、さっそく料理教室をはじめます。
材料を知る
琥珀糖の材料は以下の4種類。とっても簡単です。
- 糸寒天
- 水
- グラニュー糖
- 色つけ用の食紅
糸寒天とゼラチンの違い
糸寒天はテングサという海藻からの抽出物を棒状に固めたものを糸状にし、凍結乾燥させたものです。
▲テングサ
▲糸寒天
ちなみに、ゼラチンは豚などの真皮や骨等にあるコラーゲンを含む物質から抽出する動物性のタンパク質の一種なので、同じゼリーでも「糸寒天」と「ゼラチン」では原料が違うということを説明しました。
グラニュー糖と砂糖(三温糖)の違い
琥珀糖作りにはグラニュー糖を使用します。普通の砂糖(白砂糖・三温糖)を使うと、乾燥したときに結晶化しないのです。
三温糖とグラニュー糖の違いを実際に触って確かめました。三温糖はベタベタしているかんじ。一方グラニュー糖はサラサラしているかんじ。
材料について学んだところで、早速琥珀糖作りに取り掛かります。
琥珀糖作り
1:糸寒天(15g)を水につける(7時間)
これは前日の夜から準備しておきました。
2:ふやけている糸寒天をザルにあけます。
3:水を600mlはかり、鍋に入れます
4:鍋に水と糸寒天を入れて煮る
火加減は中火くらい
5:ゴムベラでゆっくり混ぜながら加熱します
台に乗っている姿が可愛い!
6:糸寒天がとけたらザルでこす
鍋が重いのでお母さんと協力して濾します。
7:グラニュー糖を入れて煮つめる
8:ゴムベラでゆっくりかき混ぜる
10分〜15分ほどかかります。根気強くまぜましょう。
9:糸を引くようになるまで煮詰める
10:食紅で色水を作っておく
食紅は少しでも色がつきます。
このくらいで大丈夫。
お湯を入れてとかします。
ちょっと休憩。
11:9番を容器に流し入れる
12:色水で色をつける。
スプーンで押しこむようにするとキレイに模様ができます。
真剣です。
その様子を見守る花火さん
繊細で綺麗な色合いになりました。
実験的に、抹茶と金粉もやってみました。
14:冷蔵庫で1時間ほど冷やして固める。
このすきにお昼ご飯休憩をしました。
15:スプーンでガラスのように切って、クッキングシートの上に並べる。
16:乾燥させる。
片側が乾燥したら、ひっくり返し、10日間くらい乾かします。
17:ラッピングをして完成!
1週間前につくっておいて、ちょうど乾燥した琥珀糖をラッピングしました。
瓶に入れると、特別な宝石感がでます。
これは誰にプレゼントしようかな〜とあげるひとを想像しながらラッピング。
笑顔がまぶしいです。
琥珀糖作りはこれにて終了!
ランチタイム
娘さんの大好きな唐揚げランチ
いただきます!
4種のソースでアレンジしました。
- 自家製ポン酢
- マスタードマヨネーズ
- 照り焼きソース
- トマトソース
マヨネーズをおねだりする花火さん
デザート盛り付け体験
デザートはシフォンケーキ。お庭にミントの葉っぱを取りに行きます。
シフォンケーキに生クリームやフルーツを盛り付けます。
とっても可愛くできました。
またまた花火はおねだり攻撃です。
クックパッドにレシピを載せてみよう!
自分が作った料理のメニューをパソコンをつかってクックパッドに投稿してみよう!と提案したところ、ノリノリ!
まずは、今日の手順を思い出し、紙に手書きでレシピを書き出します。
それを元に、クックパッドのレシピ投稿をしていきます。
パソコンは初めてとのことで、興味津々です。
材料を入れたところで、作り方の手順はお母さんにバトンタッチ。
作り方の手順それぞれに、適切な写真を選んでアップロードしていきます。
すでにパソコンの使い方をマスターしている…おそるべし学習能力。
さあ、公開ボタンを押すと…
スマホでも投稿したレシピが見れるようになりました!
ちなみに、そのレシピがこちらです。
てとてとは、ブログやクックパッドなどに体験した事や自分たちが良いと思ったことを発信することで、いろいろな人とつながることができました。
クックパッドに自分でレシピを投稿することで、学校の友達に「これどうやって作ったの?」と聞かれたら、それを見せればその子も作ってみよう!となるかもしれません。
そんな体験から、発信する事の面白さやを経験してもらえたら嬉しいなと思いました。
最後は琥珀糖と一緒に記念撮影。
今日も楽しい時間を過ごす事ができました。