【15】第2回打ち合わせ 設計の提案
2016年05月08日
前回の顔合わせから、2週間とちょっと。
あのざっくりとした打ち合わせから、一体どんな設計案を出てくるのだろうか…
モモコと二人で「松島さんならどうにかしてくれる!」と、完全に他力本願な僕たち。
2週間ずっとワクワクとドキドキしていましたが、打ち合わせ会場に足を運ぶこの日は、少し緊張していました。
設計提案
会場に少し早めに到着したんですが、すでに松島さん、与那覇さんのご両名はミーティングスペースで我々を待ち構えておられました。(笑)
松島:「見てもらった方が早いので、早速…」
カバンから設計図面を取り出す松島さん。僕たちの緊張は最高潮です。
松島:「とりあえず、3案持ってきたんで、一個ずつ説明しますね。」
マジか…。2週間で3案も…。
ちなみに、現状の図面はこんなかんじでした。
A案
松島:「A案は、お二人がスケッチしていた理想の間取りをブラッシュアップしたものです。」
未来の娘まで書いてくれてる(笑)
芸が細かいです。
僕たちのスケッチの内容を生かしながらも、ワークスペースの壁を取り除いて開放感を演出したりと、確実にカッコよくなっています。
B案
松島:「B案は、キッチンとワークスペースをくっつけた変則型です。趣味空間を広く取ってみました。」
なるほど!料理と作業をワークスペースとするとこうなるのかぁ。。。
でも、リビングが個室になってしまうのが、ちょっと生活のイメージがわかないかなぁ。といったかんじでした。
C案
松島:「最後にC案。これが僕の一番のおすすめです!長さ方向を最大限取れるようにせデザインしてみました。ウッドデッキもこのように設置することで、窓の向こうまで広がりがある空間を演出します。キッチンの背面は全面収納にして、店舗のディスプレイのようにな雰囲気を演出します。」
一番オススメなだけあって、松島さんはこの時が一番いきいきしていました。
この間取りの使い方は、全く予想してなかったのでびっくりしましたが、パース図案を見た瞬間に「これぞ!」と思わされました。
キッチン背面の壁一面の収納棚は作り付け。図書館できそう。
縦に長い空間は、「どこにいてもお互いを感じられる」ように意識したそうです。
プライベートスペースの壁は、千本格子のようなデザインで「和のような洋のようなデザイン」です。テーブルの位置を変えることで、いろいろな使い方ができるようになっています。
棚のイメージは、Aesopの店舗みたいな感じはどうでしょう?といって見せてもらった参考イメージもしっくりくるものでした。
しびれるデザインです。もうC案に決定です!
でも、ちょっとだけ悩みました。
ぼくはC案でいこう!と即決でしたが、モモコは決めるまで少し悩んでいました。
私たちの想像を遥かに超える間取りだったため、どんな生活になるのだろうかと、すぐに想像ができず、はじめは少しだけ戸惑いました。
子供が小さい時、小学生、中学生、高校生になった時、それぞれの部屋でどんな生活をしていくか、A案では一通りシミュレーションをしていたのですが、C案でどんな風に暮らしていくかを、その場で少しだけ時間をもらって一緒に考えることにしました。
設計図を見ながら、その場で色々な長さを測り、寝室はこのくらい、キッチンはここからここまでくらいかな〜などと、各部屋のサイズ間をその場でイメージしていくうちに、C案でも生活していくイメージが固まってきて、これなら大丈夫!と思えた時、二人で改めてC案で行こう!と心が決まりました。
打ち合わせ後、改めてC案がとても気に入った旨を松島さんにお伝えすると、
「迷って悩んだぶんだけ愛着の湧くものになりますので、これからも色々と悩ましい選択が多々あるかと思いますが、なにとぞ楽しんでお付き合いいただけましたら幸いです。」
というメッセージをもらえてとても嬉しかったのを覚えています。
家づくりがいよいよ始まった感がしました!
次回打ち合わせまでの宿題
ここからは、打ち合わせの度に僕らにも宿題が出されます。
▼宿題
- 各部屋のサイズ調整
- 足りない追加要素を書き出し
- キッチン背面の収納棚の仕切板の位置、棚板枚数などの調整
- トイレ、お風呂の選定(ショールーム見学して希望仕様選定)
設計の方向性が決まったので、次は見積もりを取るためにフローリングや壁の材や、水周りやキッチン機器なんかを具体的に決めていくことになります。
次の打ち合わせまでのステップはこんな感じ
[su_box title=”次の打ち合わせまでのステップ” box_color=”#656060″ radius=”4″]まずは宿題を松島さんに提出。
↓
それを元に松島さんが図面をブラシュアップ。
↓
次回の打ち合わせでは、その図面を元に材や施工方法などを検討。[/su_box]
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