【10】住宅ローンについてのアレコレ
ローン金額上限
ローンの上限金額は、年収と勤め先(勤続年数)によって上限や、金利が変わってきます。
年収によって上限が変わるのはわかりますが、務め先によっても金利が変わります。
世の中シビアですよね…。大手に勤めていれば優遇金利を適応してもらえますが、個人事業主とかだと高い金利でしか貸してもらえません…。
一般的に金融機関では、年収に占めるローンの年間総返済額(返済負担率)を融資の際の審査基準としています。
返済負担率(年間総返済額)は、年収に応じて、25%~35%以内としている金融機関が多く、たとえば、年収400万円だと30%の返済負担率となり、返済額は年間120万、毎月10万となります。
返済負担率から計算すると、だいたい年収の7倍が上限です。
年収400万円なら2800万円までならローンを組めます。
しかし、上限いっぱいで借りると返済がかなり苦しくなります。無理なく返済していける目安は年収の5倍くらいとされています。
また、多くの場合は「頭金」を入れます。購入金額の2割ほどが一般的ですが、頭金は現金で用意する必要があるため、頭金を入れずに全額ローンとする人も多いようです。
頭金を入れることで、月々の返済金を抑えることができるようになりますが、必ずしも必要というわけではありません。
ローンを借りるための条件
基本的に仕事してないと借りれません…。
会社勤めなら、勤続6ヶ月以上あれば借り入れできます。
しかし、個人事業主は少し複雑で条件も厳しくなります。3〜5年間、安定した収入実績があること、大きな借金、ローン返済の遅延がないことなどがが最低条件になります。
銀行選定
リノベーション仲介業者とお付き合いのある銀行で借り入れることになります。
なので、A業者にお願いしたら〇〇銀行は使えないけど、B業者なら使えるみたいなことがあります。
自分たちの収入や勤め先によって金利が変わってきますが、この金利は銀行によって違うので、一番有利な金利で貸し付けてくれる銀行を探す必要があります。
僕たちは、金利が飛び抜けてやすかった楽天銀行で借入を行うことにしました。
ネットバンクは圧倒的に金利が低いです。
共同ローン・収入合算の違い
夫婦でローンを組む場合、共同ローンと収入合算のどちらかの形式を選ぶことになります。
共同ローン(ペアローン)
夫婦別々に住宅ローンを組み、それぞれが各自の借入額に対して支払い義務を負う形式です。1つの物件に2本のローン契約を結ぶことになります。なので、パートナーにもしものことがあっても、ローンは支払い続けることになります。
共同ローンのメリットは、夫婦ともども自らの借入額に対して住宅ローン控除が受けられること。
通常、中古物件だと2000万円の10%(200万)を上限に住宅控除を受けることができます。共同ローンだと、これが2倍の400万の住宅ローン控除が受けられることになります。
デメリットはローンを2本組むので手間がかかり、事務手数料などの諸費用が倍になること。
収入合算
読んで字のごとく、夫婦の収入を合算し、合算した収入を基準にローン借り入れを行う形式です。
住宅ローンの借入可能額は、収入が基準になり決定されますが、借り入れする本人の収入だけでは、借入希望額に満たないこともあります。
このような場合に、パートナーの収入を加えた年収で、借入可能額を計算することで、借入可能額を引き上げることが可能で、これを収入合算と言います。
たとえば、夫の収入に合算者である妻の収入を足して借入可能額を増やすといったイメージです。
火災保険
マンションの場合、火災保険はどこを選ぼうとあまり違いがありません。
住宅ローンを借り入れる銀行で一緒に加入すると割引が効くことが多いので、一緒にお願いするのが良いと思います。
ちなみに、戸建ての場合、木造なのか軽量鉄骨なのか、どこに立っているのかなどにより金額が大きく変わるようです。
▼火災保険比較サイト
・http://www.kasai-hoken.info/
・http://hoken.kakaku.com/insurance/kasai/
・http://xn--ruq960ftbw10u.co/
お金は大事だよーと改めて認識させられます。
家を買うにあたって、自分のライフスタイルや、人生観なんかも考えさせられます。どこで誰と生きていくのか、何を大切にしたいのか…自分の進む道を決めることにも、きっと繋がることだと思ったりなんかしました。
ちなみに!
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