【29】第6回打ち合わせ イノウエインダストリィズとの減額調整/工事請負契約
どーも、ぼくです。
前回の1回目の減額調整では「建築工事」について打ち合わせを行いました。
今回の打ち合わせは、松島潤平設計事務所にて行われました。久しぶりに伺いましたが、相変わらずオシャレ空間です。
さて、今回は「家具工事」について、イノウエインダストリィズさんと交えて話し合いました。
具体的には、主にリビング、キッチン、ワークスペースなどのパブリックスペースの壁全面を覆う棚と、個室とパブリックスペースとを分ける壁とドアについて減額調整を進めることになります。
奥の席におわしますは、イノウエインダストリィズの後藤さん。
ぼくらは、この日が初の後藤さんとの顔合わせでした。とても柔和な雰囲気で笑顔がチャーミングな方でした。
そんな後藤さんと初めて会った日に、50万円の減額調整を進めないといけないというね…。
少し心苦しいです…。
家具工事の減額調整
減額の方法は、大きく2つあります。
「材料のグレードを下げる」、もしくは「設計を見直す」の2つです。
減額内容
- 端材が出ないように設計図を引き直す
- 棚のサイズをできるだけ少ない種類にする
- 棚に収まる箱の数を減らす
- 開き戸を引き戸に変える
- ガラス戸をセパレートにする
- 値引き交渉する
まずは設計を見直し、棚のサイズをできる限り統一する。そうすることで、同一規格で作れる箇所が増えるので、金額を抑えることができます。
次に、棚の中に収納する専用の箱を作る予定でしたが、その数を半分近くに減らし、扉の構造を簡素にしたりして減額を考えました。
そうこうしても、50万円には届かないので、最後の最後に値引き交渉…。
その結果どうにか、50万円減額に成功し、なんとか予算内に収めることができ、工事請負系契約を結ぶことができました。
これで、ヨシナガ工業とイノウエインダストリィズの両社と工事請負契約を結ぶことができたので、無事に融資実行に間に合いました。
しかし、本当に減額調整は苦しいです。
やりたいようにやるために選択した「リノベーション」なのに、「したいこと」を諦めることを選択する作業が減額調整です。
調整に次ぐ調整で、潤平さん、与那覇さんをはじめ、ヨシナガ工業の郭さん、イノウエインダストリィズの後藤さんには多大なるご迷惑をおかけしました。
それでも、快く協力してくれたおかげで、どうにか融資実行、物件引き渡しという、1つの区切りに到達することができそうです。
いよいよ着工という、次のステップも見えてきました。
今後も多分色々な障壁があると思いますが、このチームでならなんとかなると思います!
(何もないことを願いますが…。)
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