【18】キッチン機器の比較:食洗機編
どーも。ぼくです。
前回に引き続き、ショールームの見学についてのレポート第二回目です!
ボリュームがハンパないので、以降何回かに分けてアップしていきたいと思います。
今回はキッチン機器についてです。
オーダーキッチンがおすすめ
リノベーションするなら、規制品ではなくオーダーキッチンがおすすめです。
オーダーキッチンを作る為には、必要な機器を一つづつ選んでいく必要があります。
TOTO、タカラなどの国内メーカーに頼むこともできますが、せっかくのリノベーションです。こだわって作った方が良いと思います!
国内メーカーのオーダーキッチンは、せいぜい選べてサイズくらいです。
その他の天板や化粧板は数種から選ぶことになるので、部屋の雰囲気にぴったり合わせることは難しいでしょう。
そんなわけで、私たちはオーダーキッチンを作ることにしました。
設計士の松島さんにお願いして、キッチンの図面を起こしてもらいました。
<図面>
床材や作り付けの棚などと色調を合わせて、オークを使ったキッチンにする予定ですが、まだ詳細は決まっていません。
なので、大枠のサイズ感を元に、キッチン機器はどれを使うか決めていきます。
インターネットで情報を収集しましたが、やっぱり実際に触ってみるのが一番だということになり、ショールームに足を運ぶことになりました。
なぜか平日しかやっていないショールームがあったりで、2日間にわたりショールーム巡りをすることになりました…。
今回、決めたいキッチン機器は以下のとおりです。
オーダーキッチンに必要なキッチン機器
- IHクッカー
- オーブン
- 食洗機
- レンジフード
- 水洗金具
メーカー紹介
国産のものは、自社のシステムキッッチンに入れることを前提に作られているので、オーダーキッチンには不向きとされいます。
とはいえ、比較してみたいので海外メーカー3社と国内メーカーのものを比較してみたいと思います。
Miele(ミーレ)
ドイツの有名キッチンメーカー。綺麗なデザインで女性的な印象です。
IH、オーブン、食洗機を検討します。
Gaggenau(ガゲナウ)
こちらもドイツのメーカー。少々お高いですが洗練されたデザインが素晴らしい憧れのキッチンメーカー。
IH、オーブン、食洗機を検討します。
AEG(アーエーゲー)
こちらもドイツのメーカー。エレクトラックス傘下の会社だけに、デザインが先進的です。そして値段も比較的手頃。
IH、オーブン、食洗機を検討します。
Panasonic
日本の電気メーカーだけに、しっかりした作りをしていますが、システムキッチン一式を頼まないとIHは組み込めない仕様。なので、オーブンと食洗機のみ検討します。
ミーレ、ガゲナウ、アーエーゲー、パナソニックの比較検討をしてみたいと思います。
食洗機
食洗機のタイプは<スライドオープンタイプ>、<フロントオープンタイプ>のどちらかを選ぶことになります。
上から入れる<スライドオープンタイプ>は安価なのが最大のメリット。しかし、使いづらい…。バケツ状の洗浄槽に下から順に積み重ねて入れる必要がありますからねー…。
対して<フロントオープンタイプ>は、スライド式のトレーにお皿などを収めて洗浄すします。洗浄水の噴出口が各トレー上部にも設置されているので洗浄能力も高くなりますし、使いやすさもこちらが上だと思います。しかし、お値段が高くなります。
上から食器を入れる<スライドオープンタイプ>は日本製メーカに多いです。というか日本メーカーはこれしか作ってないです。
なので<フロントオープンタイプ>の食洗機にするなら、ミーレ、ガゲナウ、アーエーゲーなどの海外製品を選ぶことになります。
<スライドオープンタイプ>
<フロントオープンタイプ>
ただ、どこが食洗機かわかんらないということで日本ではあまり人気がないそうです。
<オールドア>
スイッチパネル部分以外はドアパネルで覆われるタイプ。スイッチはむき出しになります。
ミーレ
ミーレが王道とされています。耐久性、洗浄能力ともに申し分ないですが、オールドアタイプはとんでもなく高くなることがわかりました。
45cmのものでも40万円(G4860 SCVi)。60cmだと43万円(G6360 SCVi)。一部ドアパネルだと37万円(G6100 SCi)。
2回ドアをノックするを自動で扉が開くモデルもあるのですが、そちらは70万円(G6980 SCV1 K2O)。
ノックすると開くという機能に未来を感じてワクワクします!ワクワク代に30万円…高いと思うかどうかはあなた次第です!僕は高いと思います…。
こちらがノック式、オールドアタイプの食洗機。
洗浄水のノズルは普通のプロペラ式でした。
サテライトプロペラアームというものもあって、日本製のバケツタイプにはこれが搭載されています。
多段式ノズルを搭載できないバケツ式は、こうした工夫で洗浄能力を高めているようですね。
ガゲナウ
ガゲナウは質実剛健。まさにドイツ製といった感じ。キッチン機器の最高峰と言っても良いでしょう。
オールドアパネルは作られていないようで、ステンレスの操作盤がむき出しになります。ステンレス系のキッチンなら相性は良いでしょう。
しかし、高いです。60cmだと50万円オーバー(DI 250 460)。
高いだけあって、すべての段の引き出しにレールが装備されていて、引き出し動作がめちゃくちゃ軽いです。
普通の洗浄機の最下段はドアパネルの上に車輪が乗っかるようになっているのですが、ガゲナウは最下段にもレールを装備されています。
その他の特記事項はないですね。さすが最高峰…高いわー。
アーエーゲー
他のメーカーと比べるとお買い得な印象です。オールドアパネルでも34万円(F99705VI1P)。
機能面でも文句なしです!プロペラもサテライトプロペラアームを搭載しています。
ただでさえ洗浄能力の高い引き出しタイプに、サテライトプロペラアームを搭載。
鬼に金棒ですね。
洗浄バスケットも他のメーカーに比べて変わった機能を備えています。
ワイングラスの足をクリップできたり、グラスや皿が動くのを防ぐゴム製の緩衝材が付いていたりします。
極め付けはコレ!洗浄時間が床にレーザーで照射表示されるというワクワクのおまけつきです。
パナソニック
フロントオープンタイプなので安価です。ただ、こちらは45cmしかないので、容量に不安が残ります。
フロントオープンタイプはミドルとディープといって、深さによって2タイプ展開されています。
ディープタイプを選ぶ人が多いということです。たしかに、実物を見るとミドルタイプはかなり小さく感じます。
一番高いK7シリーズのでも22万円(NP-45KD7W)。オールドアパネルはこちらのモデルのみです。
エコナビという機能を搭載していて、気温や湿度を感知して温度や乾燥時間を調節して節電できるそうです。
あとサテライトプロペラアーム搭載で洗浄能力も良いようです。
各社を比較した結果、食洗機はAEGを選ぶことにしました。
見た目、値段、装備を考えると一番納得感があったのと、やっぱりレーザー照射に男心をくすぐられました。
次回は、コンロについて比較していきたいと思います!
▼次の記事はこちら
コメント3件
tetoteto | 2018.12.31 0:15
しゅんぼーさん
コメントありがとうございます。
お返事が遅れてしまってすみません。
AEGの食洗機、洗浄後扉を開けないと確かに食器に水滴は残るので、
食器棚に戻す前に軽く拭いてしまっています。
洗浄後、5センチくらい扉を開けておくと、完全に乾きます。
汚れも綺麗に落ちるので我が家はとても満足していますよ!
ご参考になりましたら嬉しいです。
もちもち | 2021.10.05 15:00
はじめまして。今現在新築を計画中でして、こちらのリノベの記事が面白くて一気に読んでしまいました。私も海外メーカーの食洗機を希望しているのですが、AGEも候補です。
こちらは使用されてから数年経過されているかと思うのですが、故障などはございませんか?
またメンテナンスなどは購入後からされておりますか?
お忙しいところ恐れ入りますがご返信いただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
しゅんぼー | 2018.12.14 19:54
はじめまして。
今新築一軒家を建てようとしている者です。
AEGの食洗機を検討中で辿り着きました。
AEGにされたということで、洗浄後の乾燥具合はどうでしょうか?
洗浄後扉を開けないとどのくらい食器に水滴が残るのか、終了直後に少し開ければどんな感じかということが気になっております。
もしよろしければその他含め使用感を聞かせてください。よろしくお願いいたします。