【36】2016年8月20日 解体工事03:問題発覚
どーも、ぼくです。
タイトルにもあるとおり…、今回は問題発覚の回です。
築古物件のリノベーションでは、現代では考えられないような施工方法や、経年劣化などが原因で、いろいろとトラブルが起きるのが定番イベントらしいのですが…、我が家にもご多分にもれず問題が隠れていました。
排水管の逆勾配問題
読んで字のごとく排水管が、逆向きに勾配が付いている状態になっていました。
通常、外に向かって少し傾斜をつけて配管を埋設するんですが、それが部分的に逆勾配になっていました。
こいつの地下に隠れてる部分が逆勾配になっていました
工事が始まって間もなく…排水管から悪臭がするということで、内視鏡を使って内部を検査することになり、それで発覚したんですが…。
工事には30万円以上必要なこと、前オーナーは問題なく40年間使用していたこと、逆勾配は一部分であることなど、もろもろ考慮して、結局このまま使うことになりました。
…とはいえ、検査費用が不意の出費となり、我が家の家計を襲います。
コンクリートで固められた床
お風呂場と更衣室にリホームの形跡がありました。
なぜか更衣室の床下がコンクリートで埋められていました。床下がコンクリートで固められているということは、お風呂の排水管も、洗面の給排水管もコンクリートの中…。
なぜ埋めた…。そして、なんの布やねん!?
40年の築古物件なので、リノベーションを機に給排水管は新設する予定だったので、これは問題です。
しかも、更衣室はフローリングにする予定だったので、このままコンクリートの上にフローリングを敷くとなるとパブリックスペースと段差ができてしまいます…。これも問題です。
そこで、コンクリートは剥がし、給排水管を新設することにしました。
ここも追加工事となり、手痛い出費です。
壁の水漏れ
2016年は梅雨明けが遅かったのと、東京を通過する台風が多かったせいで、8月なのに雨が多かったんです。
そのせいか壁からの水漏れ…。
結構がっつり漏れてます
こちらは、来年大規模改修時に入念に防水工事をしてくれるそうですが、その前に我が家の窓の周りだけ防水工事を行っていただけることになりした。
こちらは、共用部分なので管理組合が費用を持ってくれました。
窓枠から蟻
我が家は二重サッシになってます。
その二重サッシの枠部分から蟻が湧いてきます。よくみると隙間があいてる…。
よく見ると蟻がいます。わかります?
この部分をメラミンの板を使って覆いたいと思います。メラミンは防水で傷にも強いうえに、色が選べるのでさし色として使うこともできます。
追加工事を確認する関係者とぼく
なんやかんやと問題が続発して、頭が痛いですが…、これもイベントだと思ってリノベーションを楽しみたいと思います。
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