植物のコーディネート
2017年4月15日(土)
桜が散り始めた、とても暖かい土曜日の朝。
今日は待ちに待った植物搬入の日です。
打ち合わせ
今年の1月15日に、グリーンコーディネーターのcabbege flower stylingさんに我が家のグリーンコーディネートのご相談をしていました。
▼cabbege flower styling さんとの出会いはこちら
本当は、引っ越してすぐに植物を入れたい!と思っていたのですが、暖かくなってきた頃の方が元気な植物がたくさん手に入るとのことで、春までじっくり温めるプロジェクトにしました。
そして、3ヶ月後…
春がやってきました!
待ちに待った搬入の日!ワクワクしながら今日をむかえました。
コンセプト
事前に提案していただいた植物のコンセプトは、「気分によって配置が変えられるグリーン」です。
料理教室やホームパーティーで色々な人を呼ぶので、植物の配置を変えることで、家の雰囲気を変えられれば、2回目3回目と来たお客様にも、毎回違った風景をみせられるのではないかということでした。
なんて素晴らしいコンセプト!これに感激して、好きなテイスト、苦手なテイストの植物だけをお伝えし、後はコーディネートをすべてお任せしました。
搬入の日
家に飾られる植物がどんどん搬入されていきます。
植物の種類は当日まで分からず、ワクワク!
シンボルツリー
玄関に入ってすぐのシンボルツリーは樹形が美しいフィカス ストリクタを選んでもらいました。
プランターはすべて統一で、コンクリート風の四角いシンプルなもの。
主張のあるデザインプランターではなく、天井や土間とおなじコンクリート素材のプランターを使うことで、植物も家と一体となり、馴染むようにという事でした。
確かに、そこにいるのがとても自然で馴染みます。
まずは仮置きをして、どちらの向きで設置するかを検討させてくれました。
A:リビング側から見たとき
A:玄関から見たとき
B:リビングから見たとき
B:玄関から見たとき
これはもう好みの問題ですが…Bの向きを選ぶことにしました。向きは本当に重要だから!と何度も確認させてくださりありがたいです。
向きが決まったら、プチプチで鉢を固定します。
そして、ウッドチップで表面を覆います。
ウッドチップの色は部屋の家具の色と合わせてくださったとのこと。私たちが気にするようなことをすべて汲み取ってくださり、、、嬉しすぎる。
テーブル上の双子ちゃん
テーブルの上には、シェフレラを二つ。こちらも同じコンクリートのプランターで揃えています。
洗い場の前に並べて置くことで、テーブルとキッチンの区切りにもなるし、洗い場の目隠しにもなるとのことで、この発想も素敵でした。
また、作業テーブルに一つ、ダイニングテーブルに一つと分けて置くと、奥行きも作れるとのことで、気分やシーンによって植物の置き方を変えられる使い方も提案してもらいました。
ソファーの裏
ソファーの裏の隙間には、くるりと曲がったおもしろい樹形のカシワバゴムを選んでもらいました。
こちらも向きを選ばせてもらいました。
A:葉が右から出る
B:葉が後ろに出る
これは、Aの向きを選びました。
光の向きへと成長していくとのことで、ベランダの方へグングンと成長していくかもしれません。これからがとても楽しみです。
テレビとベンチの上の棚
いよいよ、メインのテレビの上の棚です。
ここの棚には物を入れず、植物を飾るエリアにすることにしました。
cabbege flower stylingさんのご紹介で、ZUBOさんというほぼ日のオフィスの植物棚なども手がけている方に、特注の造作プランターを作っていただくことになりました。
色々な方とのコラボで作られていく我が家にわくわくが止まりません!
特注の箱型プランターは、作り付け棚と同じラワン材で作ってもらいました。
箱型プランターは、棚にピッタリ収まりました。
棚の中に補強材があるため、壁とツライチにならないかと思いきや、
プランターの前面にもう一枚板をつけて、壁とツライチになる計らいが!
ピシッと揃った壁面。美しいです。
この4つのプランターの中にロングアイビーを入れていきます。
すべて飾るとこんな感じ。素敵すぎる!!!ここまで長いアイビーはなかなか手に入らないとのこと。春まで待った甲斐がありました。。。
早速、照明の位置を調整をするゴウキさん笑
引いて見た感じも美しいです…!
そしてこのプランターのすごいところは、気分に合わせて場所を変えることが出来ることです。
棚から一度プランターをおろして…
反対側の壁面に!!!
アイビーが気になる花火。
先ほどと全然違う景色が出来上がりました!
4つあるプランターを、左右で2・2で配置してもいいし、1・3で配置してもいいし、4・0で配置してもいいし…
気分によって植物の位置を変えられるというプランターを提案してくださったcabbege flower styling さん天才です!
やっぱりプロにお願いしてよかったなぁと思いました。
こんなアイデアは自分たちでは思いつきませんし、実現もできませんでした。
本当に感謝・感激!とはこのことです。
お手入れ方法
早々に、お手入れ方法も丁寧に教えてもらいました。忘れないようにブログにも記載しておきます。
フィカス ストリクタ
2回 / week 250cc程度
(水のあげすぎに注意)
フィカス ストリクタは最初の1ケ月くらいは環境の変化に適応するために葉を落とすことがあるが、しばらくすると、ピタっと止まるのであまり心配しなくて大丈夫とのことでした。
我が家で新芽が出てきたら環境に適応したサイン。新芽が枯れるようなら、場所、またはお手入れ方法を変える必要があるとのことでした。
シェフレラ
2回 / week 100cc程度
(水のあげすぎに注意 )
カシワバゴム
2回 / week 150cc程度
(水のあげすぎに注意 )
ロングアイビー
2回 / week 150cc程度
(水のあげすぎに注意 )
但し、アイビーはお皿がカバーになってて見れるのでたまに水が溜まっていないか確認お願いします。
あとは、各環境により、少しづつ変わってくるので植物の様子を見てとのことです。
【例】
□ 葉っぱが下を向いている→ お水が足りません。少し増やしてください。
□ 白い点がある→虫がいる可能性
□ 葉っぱがベタベタ→ 病気の可能性など。
【そのほかのお手入れ】
綺麗に保つにはかなり重要
□ 葉っぱに霧吹き 毎日でも
□ 葉っぱを拭く たまに
□ 悪くなった葉っぱを取る
□ 虫が出てないかをチェック
環境に慣れるまでの最初の数ケ月が特に重要で、そこで調子が悪くならなかったらほぼ大丈夫とのことでした。
これは、しっかり目をかけてあげなければ!
毎日のお手入れを忘れないようにするために、命名式を執り行って、家族の一員として可愛がっていきたいと思いました。
命名式
我が家の猫、花火が女の子なので、仲良くできるように植物にも女の子の名前をつけることにしました。
フィカス ストリクタ:マナ
フィカス ストリクタはゴムの木の一種です。
我が家のシンボルツリーにはマナと名付けました。
「マナ」とは、フィカス ストリクタが生えている太平洋の島々に見られる原始的な宗教において神秘的な力、もしくは生命力とされる概念のことです。そこから取って、「マナ」と命名しました。
人をたくさん招く我が家で最初にお出迎えするのがこの子です。
姿勢が良く美しいシンボルツリーだとおもいました。
マナちゃんどうぞよろしくね!
シェフレラ:レミ・はるみ
かわいい双子のシェフレラ。
シェフという響きから、対照的な女性料理家の「平野レミさん」と「栗原はるみ」さんからお名前をいただき、「レミ」「はるみ」と名付けました。
同じシェフレラですが、それぞれがどんな風に育つか、楽しみです。
レミさん、はるみさん、よろしくね!
カシワバゴム:エンペラー
カシワバゴムは、柏(カシワ)の葉に似ているゴムの木で、英名を「ジャパニーズエンペラーオーク」というそうです。
偶然にも、我が家の床や壁面の塗装も「オーク」を使用しています。家の一番多い要素である「オーク」の中で、中心となる存在になって家を見守って欲しい。
そんな思いを込めて、「エンペラー」とゴウキさんが名付けました。
我が家の隠れシンボルツリー。
家の一番奥で鎮座する皇帝(エンペラー)に性別はありません。
エンペラー。この家や家の住人が毎日元気でいられますように、見守っていてください。
ロングアイビー:イチハ・フタバ・ミツハ・ヨツハ
プランターが4つあるので、それぞれのプランターごとに名前をつけました。この名前は妹に提案してもらい、即採用!
もしかしたら、今後増やすかもしれないプランター達なので、増えてもいいように数で表現することにしました。
イチハ、フタバ、ミツハ、ヨツハ、たくさん移動すると思うけど、よろしくね!
コウモリラン:伊代
以前、新築祝いにいただいた、コウモリラン。この子にはまだ名前をつけていませんでした。
松本さんという方にいただいたコウモリランなので、「松本伊代」さんから名前をいただき、「伊代ちゃん」にしました。
有名人シリーズ。安易でしょうか笑
いや、そんなことはありません。伊代ちゃんと呼ぶたびに、いただいた松本さんの顔が思い浮かびますから。
伊代ちゃん、引き続きよろしくね!
多肉植物:ススム・ダイスケ
こちらも以前頂いた多肉植物。
植物には女の子の名前を…とおもっていたのですが、過酷な引っ越しを乗り越えて、元気に育ってくれている多肉コンビはどうしても男の子に思えたので、男の子の名前をつけました。
ヤマトさんから頂いたので、宇宙戦艦ヤマトの「ススム」と「ダイスケ」と命名
こちらが「ススム」理由は主人公っぽいから。
こちらが、ダイスケ。主人公の相棒です。
花火は興味深々のようです笑
ススム!ダイスケ!君たちは窓際でスクスク大きくなってね!
名前をつけた途端、急に愛着が湧きました。
早速、マナちゃんのお手入れをするゴウキさん。
葉っぱを丁寧に一枚一枚拭いていきました。
やはりお手入れをちゃんとすると見栄えもかわりますね。すごく綺麗になりました。
花火も満足げにお昼寝。
これから、素敵なたくさんの植物達との共同生活がはじまります!
cabbege flower styling さんは、困ったことがあれば相談に乗ってもらえるとのことで、本当に頼もしいです。。。
これからどんどん暑くなるので、水やり、霧吹きを忘れないように頑張ろう!と思いました。