【12】設計事務所の選び方
設計事務所を選ぶと一口に言ってもの、選んだことないので選び方なんてわからないと思います。
僕たちもそうでした。
設計士の選び方
家作り、特にリノベーションにおいては、設計士さんを誰にするのかはすごく大事になります。
自分たちの理想の家の設計を任すわけですから、設計の得意分野、方向性はもちろんですが、自分たちと感性が合うかどうかも重要です。
車を買うときに例えるなら、BMWのビートルが欲しいのに、トヨタのディーラーで「ビートルみたいな車が欲しい!」と言ってもビートルは手に入りません。それと同じで、自分たちが欲しい家を作ってくれそうな設計士さんに設計してもらうことが超重要になるのです!
リビタの場合
通常リノベーション業者を通してリノベーションを行おうとする場合、社内にいる設計士さんにお願いすることになります。
しかし、僕たちが依頼したリビタでは、社外の有名な設計士さんに設計依頼するシステムになっています。
パートナシップを結んでいるの設計士さんの中から、性格や過去の設計などから相性の良さそうな設計士さんに依頼することができるのです。
リビタの場合は、設計料は打ち合わせ回数によって変わってきます。具体的には6回で60万、9回で90万といった感じになっています。
少ない回数で費用を抑えたいところですが、フルリノベーションを行う場合、どうしても8〜9回の打ち合わせが必要になります。
(※2016年4月契約時点)
高い!と感じるかもしれませんが…、個人住宅の設計料の相場は、工事費の10%くらいです。
フルリノベーションでは、工事費が1000万円くらいかかるこがほとんです。つまり設計費用は100万円前後かかることになります。
そう考えると、そんなに高くないですよね。
それと、建築士さんに個人で依頼する場合、スケジュール調整や関係者との連携などもお願いすることになるので、別途料金がかかる場合もあるようなので、僕は安いくらいだと思います。
決めかた
最初に言ったように、設計士さんは相性が一番重要です。
設計の方向性や、性格、得意分野など、できれば複数の設計士さんと比較検討した方が良いと思います。
その点、リビタではパートナーシップを結んだ設計士、設計事務所20社以上から選ぶことができます。これは他のリノベーション業者にはない特徴だと思います。すごく魅力的なことなのに、前面に押し出してないのは何故なのか…。
ともあれ、この20社以上から選べるのは嬉しい反面、多すぎて選ぶのが大変です。しかし、リビタの場合、担当者さんが「この設計士さんは男前な設計をします」とか「こっちの設計士さんはDIYが得意です」みたいな特徴を伝えてくれるので、自分たちに合いそうな設計士さんを絞るのは、そんなに大変じゃなかったです。
最終的に2〜3人にくらいに絞って、HPや過去の設計実績、作品などから「この人がいい!」と思える人を探していきます。
▼設計士さんを選ぶうえで、見ておいた方がいいコト
<設計の方向性について>
- ホームページ
- 過去の設計実績や作品
<人間性や価値観>
- ブログ
- 雑誌の記事やウェブ記事
- インタビュー記事
「この人がいい!」が決まっても、設計士さんのスケジュールなどによってお願いできないコトもあるので、第二候補、第三候補を決めておきましょう。
僕たちの場合
僕たちの場合も、例にならって担当者さんと打ち合わせしました。話し合いながら検討事項を十分に吟味して、どうにか2人まで絞りました。
そのあと、家に帰ってモモコと二人で、候補者のホームページや過去の作品などを見ていくなかで、とあるインタビュー記事に目が止まります。
その中で語られる価値観や、建築に向き合う姿勢に惹かれ、また過去に設計した建築のセンスもドンピシャ好みだったので運命的なものを感じて、「松島潤平さん」に依頼するコトにしました。
お忙しい方なので、スケジュールに空きがあるか不安でしたが、運良く引き受けていただけるコトになりました。
次回はいよいよ設計の打ち合わせ第一回目です!
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